1セントラルパシフィックフラン=1.3円(1ユーロ=119.33フランの固定レート)
新婚旅行だからニューカレドニアにやってきました。着いてみると日本語だらけ!入国カードも空港の案内も、道路標示まで!ここはハワイか!!

入国カードにはまたまた食品、土などのついたキャンプ用品も持ち込みダメって書いてある。しかもご丁寧に日本語で。それでもめげずにnothing to declare。税関の係員はカードを見ただけ、X線チェックもカバンを開けることもなく笑顔で通してくれました。
空港から町まで当然バスです。空港の職員が何やら言っている。ここはフランス領、公用語はフランス語。全然わかりまへん…バス停に英語を話すバックパッカー風フランス人がいて、今日は日曜で空港にはバスが来ないから、敷地を出たところのバス停で待てって言ってるって。彼、2ヶ月滞在したら風貌が変わって出国拒否されてパスポートの再発行のためヌーメアに戻るとこらしい…
空港から重い荷物を背負って歩く旅行者なんて我々しかいまへん。暑い、南国の太陽が痛い!さっきのフランス人も結局バス停にやってきて、「現地人がバスは来ないと言っている。でも島の人の言うことは適当やねんな~」と。
バスを待つこと1時間、ちゃんとバス停に書いてある時間通りに来ました。イースターみたいな島を想像してきたが、道はどこも舗装され、町並みも整備されている。さすがフランス領、ちゃんとした国だ!

首都?ヌーメアではユースホステルへ。受付の人は英語が堪能!シエスタ中なのに対応してくれた。この島に来るバジェットツーリストはフランス人ばっかり!
日曜日の午後はお店が完全に閉まります。オーストラリアから密輸してきた米でしのぐ。なんとここでイースターで会ったタカ君と再会!卓球をしつつ情報交換に花が咲く。われらの米と彼のラーメンをシェアして、食卓も賑わう?宿からは見晴らしが良く、素晴らしい夕日!

ここはコートダジュールかはたまたギリシャの島か、地中海の町の夜景みたいだ。

ここはフランス。バゲット、クロワッサン、プジョー、エルメス直営店…ベトナム料理まで!そして高い物価。フランス人はパリより高いと言う。
スーパーだって内容充実。値段は日本より高いが野菜も揃うし、肉、魚介も売っている。ハム、チーズの種類も以上にあるし、インスタントラーメン、醤油、豆腐、マーボー豆腐の素まで!
ここは島。港の朝市には新鮮な魚介が並ぶ。でも高くて手が出ず…
ここはメラネシア。人々の肌は黒く、おばちゃんたちの衣装はカラフル、ドレッドヘアーのラスタな若者がやたら多い。

月曜日にはヌーメアのビーチ、アンスバタと目の前に見えるカナリー島にお出かけ。アンスバタのビーチは真っ白ではない。水も綺麗だけど、そこそこ。でも船で5分カナリー島に言ってみると、白い珊瑚のビーチ、透き通る水。早くも楽園ですわ。

シュノーケルしてみると透明度は思ったほどではないけど、熱帯魚うようよ、珊瑚もなかなかのもの。

YHの受付の人によると月曜に「天国に一番近い島」ウベア島の一つ手前のリフー島まで夜行の船が出るという。ニューカレドニアに来たからには小さな島に滞在しなくてはってことでオーストラリアで気合を入れてニューカレドニアのロンリープラネットを買ってきたので、気合を入れて読み込む。キャンプサイトもあるし完璧や!
心はリフーへ
ところが船会社ハバナに行くと今週は出航が火曜になったと。帰りは金曜のbetico社の速いフェリーで帰ってこないと帰りの飛行機に間に合わない。それでは、島にいられる時間が短くなってしまうので同じ船でもう一つ手前のマレ島で降りることにした。タカ君が入手したリフー、マレ、ウベアのロワイヨテ諸島のインフォが出している無料の冊子は写真豊富、情報充実でロンプラより使える!しかも日本語版!!どんだけ日本人がくるんや!??
心は完全にマレへ
ところがところが、火曜日の夜に港に行くと船が壊れて今週は出航しないと言い出す。やっぱ島のペースはこんなもんすか!キレることもなく、受け入れました。
で、水曜日朝一番に航空会社に行って、あっさり夕方の便で更に更に近い島、イルデパンに行くことになりました。イルデパンはニューカレドニアで最も人気のある島。十分でしょ!
この国、お札がやたらでかくて、デザインがかわいいんです。

あんまりいないと思うがニューカレドニアで格安滞在を考える人へ捧ぐ情報
ヌーメアの宿
ユースホステル 4ベッドmixのドミトリー1500フラン(YHカードがないと+200フランくらい)設備充実、さすがユース。シュノーケル、フィン無料貸し出しあり!ネットは自前のパソコンがあればWifi可能。1時間300フラン。
国際空港→ヌーメア バス400フラン、1時間半に1本、日曜は1日4本くらい。所要1時間。ニューカレドニアの本島は予想外に大きい。オセアニアでオーストラリア、ニュージーランドについで大きいらしい。
アンスバタ→カナリー島 タクシーボート往復1000フラン 17時まで
ヌーメア→マレ、リフー
Betico社が週に2便往復。行きが月と木、帰りが水と金曜。それぞれ、4時間、6時間くらい。2週間に1回ウベアまで行く。何処へ行っても片道7000フラン、往復11000フランくらい。
ハバナ社が週に1便往復。行きはちゃんとあれば月曜。片道4000フラン、往復は倍。
飛行機は毎日。
ガイドブック不要。空港や町のインフォにやたら詳しい日本語の資料がたくさんある。